アーユルヴェーダ式カウンセリングってどんなの?
どのサロンに足を運んでも、最初に問診やカウンセリングの時間が設けられていると思いますが、私たちはこのカウンセリングの時間を何よりも大切にしています。初めてご来店されるお客様はトリートメント時間プラス60分は滞在時間としてお越しいただけると安心です✨
アーユルヴェーダ式カウンセリングではドーシャを診断することから始まります
「アーユルヴェーダ」という言葉は、サンスクリット語の、「アーユル(生命)」と「ヴェーダ(科学・真理)」が組み合わさったもので、病気を治す治療法というよりも予防に重点を置いており、自分の人生、正しい考え、食事、ライフスタイルに細心の注意を払います。
アーユルヴェーダでは、誰もが特定のエネルギーのパターン(身体的・精神的・感情的な特性)を持っているとされており、外的・内的要因によってこのエネルギーバランスが崩れることで病気や健康上の問題が現れます。
自分が元々持っているパターンをアーユルヴェーダではドーシャと呼び、自分のドーシャを知るところから始まります。
3つのドーシャ
アーユルヴェーダでは、すべての人が5つの基本要素「地・水・火・風・空」で構成されているとされます。
「地」は、土台を築く働きを持ちます。穏やかで安定性があり、変化しにくいという性質があります。
「水」は、流動性をそなえた変化の力を持っています。順応性が高く固執しない、しなやかさがあります。
「火」は、変換の力を持っています。情熱的で積極的という特徴があります。
「風」は、動きを生み出す力を持っています。風が増えると行動力が増し積極的になります。
「空」は、「くう」。さまざまなものを受け入れられるゆとりある状態が特徴です。
誰もがこの3つのドーシャを組み合わせて持っていますが、通常、1つは他のものよりも特徴的に現れます。
ヴァータ
ヴァータは、動きに関連するエネルギーで、風と空で構成されています。 呼吸、まばたき、筋肉と組織の動き、心臓の拍動、および細胞質と細胞膜のすべての動きを支配します。また、ヴァータは創造性と柔軟性を促進します。バランスが崩れると、ヴァータは恐怖と不安を生み出します。
ピッタ
ピッタは、火と水で構成されます。消化、代謝、体温を管理します。また、ピッタは知的で情熱的と表現されます。バランスが崩れると、怒り、憎しみ、嫉妬を引き起こします。
カパ
カパは、骨、筋肉、腱などの体の構造を形成するエネルギーであり、地と水から形成されます。カパは、関節や皮膚に潤いを与え、免疫を維持します。またカパは、落ち着き、寛大として表現されます。 バランスが崩れると、執着、強欲、妬みにつながります。
奥深いアーユルヴェーダ
これらドージャの乱れが病気や健康の問題を引き起こすため、アーユルヴェーダでは、ドージャのバランスを整える様々な対処法があります。
アーユルヴェーダというと、SPA で行われるオイルを利用したリラクゼーションマッサージ(=アビヤンカ)や、額にオイルを垂らす「シロダーラ」ばかりが取り上げられてしまいがちですが、実は大変奥深く、例えば次のように広範囲に対処が施されます。
意識や精神のレベルにアプローチする、瞑想
五感を介して身体のレベルにアプローチする、音療法、音楽療法、オイルマッサージ、色彩療法、食事療法、アロマ・セラピー
身体へ直接アプローチする、パンチャカルマ(浄化療法)、薬草療法、神経筋統合療法、神経呼吸統合療法
日常の行動にアプローチする、ライフスタイルの改善
DOLCE のアーユルヴェーダドーシャチェック
ドルチェでは初回来店時には必ず皆様にドーシャチェック診断をさせていただきます。
・プラクリティ診断
生まれ持った体質を知るための体と心のチェック
・ヴィクリティ診断
現在の体質バランスを知るための体と心のチェック
・アーマ診断
体内に未消化の老廃物がどのくらい溜まっているかのチェック
全てを診断し、お客様からヒアリングをさせていただいた上で、ご予約いただいたメニューがお客様にとって最適なのか、どのオイルを調合していくかを一緒に決めていきます。
トリートメント後にもアフターカウンセリングとして、実際にお体に触れてみての診断や食事・ライフスタイルに関するアドバイスなどもさせていただきます。
ドーシャチェックをすることで、知らなかった自分、気づけていなかった自分など、本来の自分らしさを取り戻し、より幸せに過ごしていただける生き方を見つけていただきたい。それが私たちの想いです。
セラピストとの対話によってもたらされるアーユルヴェーダ式カウンセリング。ぜひ体験ください。